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日本 Samba ユーザ会 (Samba Users Group Japan)
samba-2.0.7-ja-1.x対応のEWS4800でのコンパイルに付いての注意事項
2000/07/06
太田俊哉(ribbon@samba.gr.jp) 1. 始めに
このメモは、国際化版 samba-2.0.7-ja-1.0(以下samba-ja) を NEC UX/4800シリーズ上でコンパイルする時の注意事項についてまとめています。
検証は EWS4800/320、WSOS30(R13.6) でのみ行なっています。他のマシン、他のOSバージョンでは動作しない可能性がある事にご注意下さい。 2. 必要となるソフトおよび推奨するソフトsamba-ja をコンパイルするためには、samba-ja以外にいくつかのソフトが必要です。以下に列挙します。()内は検証時に使用したバージョンです。 必須のソフト
推奨ソフト
このうち、gmakeについては、何らかの形でバイナリを入手する必要があります。標準のmakeではgmakeのmakeが出来ないからです。
推奨ソフトはなくてもコンパイルは可能です。ただし、国際化版Sambaに対してパッチが提供された場合、必要になる可能性があります。 3. configureまず、
# setenv M4 /usr/local/bin/m4(ここにGNU版をインストールした場合)、
としてください(cshの場合)。
configure で検証済みのパラメータは、 --with-catgets --with-include-gettext です。どちらかを必ず指定して下さい。もちろん --with-i18n-swat もお忘れなく。 4. コンパイル前述の環境変数を指定した後、gmakeを指定してmakeしてください。標準のmakeでは途中でエラーになります。また、sedの指定も間違えないようにして下さい。 5. インストールrootになってインストールして下さい。 6. 動作確認PC等から swatを起動し、日本語が出れば大丈夫です。ただし、トップページだけではなく、他のページでも日本語が出る事を確認して下さい。 7. その他この文書は無保証です。また、著作権は日本Sambaユーザ会に属します。 |