日本 Samba ユーザ会 (Samba Users Group Japan)
Sambaに関するQamp;A
Samba に関するQ&A
- Q.Sambaはリバースエンジニアリングで開発されているのですか?
-
A.
いいえ、バイナリを逆コンパイルするリバースエンジニアリングは使用していません。基本的にSMBのRFC規約に沿って開発しています。
(ドメインやブラウジングなど規約にない部分は、ネットワークモニタなどを使用して解析している部分もあります。)
- Q.Sambaはマイクロソフトから著作権侵害や特許侵害で訴えられないのでしょうか?
-
A.
Sambaはオープンな仕様であるCIFS(common Internet File System)に沿って開発されています。
この仕様はマイクロソフトの提唱するものではありますが、さきに述べたとおりオープンな仕様として発表されているものであるので、
訴えられることはないでしょう。
注)この件に関連するマイクロソフトの CIFS仕様ライセンスの問題がありますが、これに対して Sambaチームが声明を発表 しています。 (2002/04/29)
関連URL:
- Q.Sambaの動作保証や日本でサポートを行っているメーカーはありますか?
-
A.
WindowsNTと同様に動作保証をしているメーカーは無く、主としてLinuxをサポートしているメーカーで行っていると思います。
(もし、ありましたら スタッフまでご連絡下さい。)
日本SGI社では、Samba for IRIXユーザに対してカスタマサポートを提供しています
(別途サポート契約が必要です)。
その他のサポート企業については
こちら
もご覧下さい。
- Q.Sambaが将来なくなってしまうことはありませんか?
-
A.
現在Sambaは、Quantum社の Andrew Tridgell 氏やVA Software社の Jeremy Allison 氏らによってボランティアではなく、専任の担当者によって、
開発・サポートが行われています。(もちろん、日本人を含めた世界中のボランティアの方も多数参加しています)
そして、彼らがいなくなっても、彼らの所属する企業が引き続き開発を続けることでしょう。
(しかし、Windowsがこの世からなくなってしまったら、Sambaもなくなってしまうかもしれませんけど…)
※参考)SambaTeam: http://www.jp.samba.org/samba/team.html
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