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日本 Samba ユーザ会 (Samba Users Group Japan)

Samba-JP News Release 20010820-1

各位

Samba 2.0.10日本語版リリース1.1のリリースについて

2001.8.20
日本Sambaユーザ会

日本Sambaユーザ会は、2001年8月20日、Samba 2.0.10日本語版リリース1.1を発表しました。

Sambaは、UNIXマシンをWindows系OSのファイル、プリント・サーバとして機能させるためのCIFS/SMBサーバソフトウェアです。

Samba 2.0.10日本語版は、セキュリティ対策が施されたオリジナルのSamba 2.0.10をベースとして、Samba 2.0.7日本語版リリース1.0で実装されたSWAT(Samba Web管理ツール)の国際化やSamba 2.0.7日本語版リリース2.2で実装されたWindowsの日本語機種依存文字の完全なサポートを始めとする各種の改善点をそのまま実装しています。

その他、Samba 2.0.10日本語版では、日本Sambaユーザ会テクニカルメーリングリスト(sugj-tech)の成果として、オリジナル版と比較して、以下に示す機能向上や、バグの修正を実現しています。修正内容の詳細は、同梱されているChangelog.ja (Changelog.en)ファイルをご参照ください。

  • 各種セキュリティホールの修正
  • smbclient コマンドを始めとするコマンドの日本語対応強化
  • 日本語ユーザ名など、日本語サポートの強化
  • NEWS OSや Mac OS X への対応
  • smb.conf の日本語テンプレートを同梱
  • HEX, CAPのオペレーションを支援する smbchartool の提供
さらに、日本Sambaユーザ会ドキュメントメーリングリストの成果として、GPL2にて提供されており、オリジナル版にも含まれているO'Reilly社の書籍「Using Samba」の完全な邦訳版も含まれています。

Samba 2.0.10日本語版リリース1.1は、リリース1.0に引続き各種の不具合を修正したバージョンとなっています。このため、Samba 2.0.10日本語版リリース1.1はSamba 2.0.7日本語版リリース2.2以降およびSamba 2.0.10に対して完全な上位互換性を保っています。

なお、不完全な日本語対応が行なわれたSamba 2.0.5a日本語版や、リリース2.2より前のSamba 2.0.7日本語版とは一部下位互換性のない部分があるため、利用者は注意が必要です。移行を支援するため、文字コードを修正したり、変換するツールとして smbchartool を同梱しております。

Samba 2.0.10日本語版リリース1.1では長い間懸案だったブラウズリストが文字化けする不具合やリリース1.0を急きょリリースしたことによるデグレードの改修をはじめ、クライアントツールの日本語対応が行われました。

なお、引続き報告のあった不具合を修正したリリース1.2に向けて開発を継続していきますが、今後は日本語版で得た成果をSamba HEADブランチに対して順次適用する方向に注力して行く予定です。

Linux, Solaris, HP-UXほか、主要OSのバイナリパッケージについては、近日中に日本Sambaユーザ会のWebページより提供される予定と なっております。

ダウンロードについては、https://www.samba.gr.jp/にあるご案内に従って、お近くのミラーサイトからお願い致します。

本件に関するお問い合わせ

日本Sambaユーザ会 広報担当: (press@samba.gr.jp)



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2024-01-16 22:53:33 JST 更新