SAMBA日本語版

2000.01.02 改定  

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SAMBA日本語版(Samba2.0.5aJP1)は、オリジナルに対し以下の変更が加えられています。

  • SWAT(Samba Web 管理ツール)の日本語化
    画面サンプルは、上のアイコンをクリックして下さい。

  • ドキュメントの日本語化
    http://samba.bento.ad.jp/(現在はhttps://www.samba.gr.jp/project/translation/) で公開された日本語ドキュメントを同梱し、SWATから簡単に参照できるようにしてあります。
  • client code page = 932  , coding system = euc をデフォルトとして設定
    smb.confに指定しなくても日本語ファイル名が使用できます。

    *注)このため、SWATでclient code page = 932  , coding system = euc を設定しても、smb.confに記述されません。
    他のマシンへsmb.confをコピーするときは注意下さい。

  • ディレクトリ名に日本語を使用したときに、Windows95/98だけで発生する以下の問題に対応
    (SAMBAのバグではなく、Windows95/98のバグです)

     C:\> net use n: \\サーバ名\共有名       
     C:\> n:
     N:\> mkdir 123456789
     N:\> cd    123456789
     N:\123456789> mkdir 漢字文字
     N:\123456789> cd 漢字文字
     N:\123456789\漢字文字5687>
    

SAMBA日本語版のコンパイル済みバイナリ


SAMBA日本語版 ダウンロード

ftp://ftp.samba.gr.jp/pub/samba-jp/samba-2.0.5a-JP1/samba-2.0.5a-JP1.tar.gz


修正モジュール一覧

日本語化は現在の版では、I18Nではなく、L10Nです。
つまり、メッセージが環境変数などで、切り替わる方式ではなく、プログラムが日本語(eucコード)版に置き換わる方式です。
オリジナルの英語メッセ−ジにするには、オリジナルを再インストールして下さい。

I18N化は、現在SAMBA開発チームが対応中なので、オリジナルSAMBAがI18Nとなってから、対処する予定です。

以下修正漏れがあれば、連絡下さい。

修正モジュール 修正内容 補足
source/web/swat.c SWAT日本語化  
source/web/statuspage.c SWAT日本語化  
source/param/loadparm.c SWAT日本語化  
source/smbd/trans2.c Win95/98での日本語ディレクトリ問題対処  
source/script/installswat.sh SWAT日本語化。日本語ドキュメントのコピー 日本語manのコピーは未対処です
source/include/version.h SAMBAバージョンの変更 バージョンを2.0.5a-jp_b1にしたら、smbdが起動しないので、2.0.5aJP1とした。
source/Makefile.in -DKANJI="euc" の追加  
swat/help/welcome.html SWAT表紙の日本語化 samba-jp/docs/welcome.htmlで上書き置き換え
swat/include/header.html HTMLヘッダに
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=x-euc-jp">
を追加
STATUSページでファイル名がSJISだったら、文字化けしてしまいます。
packaging/RedHat/samba2.spec RedHat5.2でRPMSが作成できない件対処 まだちゃんと直っていない
Linuxカーネルが2.2以降でないとsmbmountがコンパイルできない
packaging/RedHat/makerpms.sh VineLinux1.1でRPMSが作成できない件対処  
samba-jp/* http://samba.bento.ad.jp/ で公開された日本語マニュアル  

Samba日本語版開発

小田切 耕司 ( odagiri@samba.gr.jp

日本語ドキュメントを含むすべてのプログラムのライセンスはGPL(GNU Public License)に準じます。


E-mail: staff@samba.gr.jp