idmap_hash — Samba の Winbind 用 idmap_hash バックエンド
idmap_hash プラグインは、ドメインのユーザやグループの SID を 31 ビットの uid と gid に対応付けるためのハッシュアルゴリズムを 実装している。このプラグインは nss_info API も実装しているので、 smb.conf で "winbind normlaize names" と "winbind nss info" パラメータ経由で有効になっていれば、 ローカル名のマッピングファイルをサポートするのにも使える。
nss_info API で使われる名前の対応付けファイルの絶対パスを
指定する。このファイルのエントリは
"unix 名
= 修飾ドメイン名" の
形式で記述する。ユーザ名とグループ名両方の対応付けがサポート
されている。
以下は、idmap と nss_info 情報を取り出すために idmap_hash プラグインを使った例である。
[global] idmap backend = hash idmap uid = 1000-4000000000 idmap gid = 1000-4000000000 winbind nss info = hash winbind normalize names = yes idmap_hash:name_map = /etc/samba/name_map.cfg