smbd デーモンは Windows 95/98、Windows NT、Windows for Workgroups 、 LAN Manager といった SMB クライアントに対し、ファイルとプリンタのサービスを提供する。 このデーモンの設定ファイルは smb.conf(5) にて説明している。

nmbd デーモンは NetBIOS ネームサービスとブラウジング機能を提供する。 このデーモンの設定ファイルは smb.conf(5) にて説明している。

smbclient プログラムは シンプルな ftp クライアントのような機能を提供する。これは、(Windows NT のような) 互換性のあるサーバの SMB 共有へのアクセスに便利である。 また、これを用いることで、UNIX マシンから SMB サーバ (Windows NT が動作している PC など) に接続されているプリンタへの印刷も可能となる。

testparm ユーティリティは、 Samba の smb.conf(5) 設定ファイルに対するシンプルな文法チェッカである。

testprns ユーティリティは、 Sambaで使用される printcap ファイルで定義されているプリンタに対するテストをサポートする。

smbstatus ツールは smbd へのコマンド実行時点での接続状態を提供する。

nmblookup ツールは、UNIX ホストから NetBIOS 名の問い合わせを行うことを可能にする。

smbpasswd コマンドは、Samba や Windows NT サーバの LanMan や NTLM のパスワードハッシュ値を変更するツールである。

smbcacls コマンドはリモート CIFS サーバの ACL を設定するツールである。

smbsh コマンドは ロードされた VFS を用いて unix shell を実行するプログラムである。

smbtree コマンドは、 テキストベースの「マイネットワーク」ツールである。

smbtar は CIFS/SMB サーバのデータバックアップをとるツールである。

smbspool は CIFS サーバに接続されたプリンタから印刷を行うためのヘルパーユーティリティである。

smbcontrol は 起動中の Samba デーモンの動作を変更することができるユーティリティである。

rpcclient はリモートの CIFS サーバに対して RPC コマンドを実行することができる ユーティリティである。

pdbedit コマンドは、Samba サーバのローカルユーザデータベースの管理に使用できる。

findsmb コマンドは ローカルネットワーク上の SMB サーバを探すために使用できる。

net コマンドは DOS/Windows の NET.EXE コマンドと似た動作をする。

swat は Web ベースの smb.conf 設定インターフェースである。

winbindd は、 UNIX の認証とユーザデータベースを統合するデーモンである。

wbinfo は winbind に関係する 情報の取得や保存を行うユーティリティである。

profiles はある SID を別の SID に置換するために使用するコマンドラインのユーティリティである。

log2pcap は Samba のログファイルから pcap trace ファイルを生成するユーティリティ である。

vfstest は VFS モジュールをテストするために使用されるユーティリティである。

ntlm_auth は外部プログラムが NTLM 認証を使用できるようにするためのヘルパーユーティリティである。

smbmount 、 smbmnt 、 smbmnt は、Linux の CIFS/SMB 共有をマウントするために使用されるコマンドである。

smbcquotas はリモート サーバの NTFS5 の QUOTA を設定するツールである。