Name

smbta-util — VFSのsmb_traffic_analyzer中における暗号化の制御

Synopsis

smbta-util [ コマンド ...]

説明

このツールはsamba(1)システムの一部である

smbta-utilは、vfs_smb_traffic_analyzer モジュールの暗号化に関する設定を容易にするツールである。

利用者はキーを作成でき、キーをインストール出来(暗号化を 有効にする)るか、あるいは、キーをアンインストール(暗号化を 無効化)することが出来る。キーをインストールするときのオプション のどれも、キーを含むファイルを生成する。このファイルはこのファイル から同じキーをインストールするために、他のマシン上で、smbta-tool を使うことができる。

コマンド

-h

コマンドラインの簡単なヘルプを表示する。

-f KEYFILE

存在するキーファイルを開き、そのファイルから キーを読み、キーをインストールし、暗号化を有効にする。

-g KEYFILE

新しいランダムなキーを生成し、キーをインストール し、暗号化を有効にし、キーをKEYFILEファイルに格納する。

-u

キーをアンインストールし、暗号化を無効にする。

-s

キーがインストールされているかを検査する。

-c KEYFILE

インストールされているキーからKEYFILEを作成する。

バージョン

このマニュアルページはSamba 3.4用(訳注: 4.0の間違いであろう)である。

著者

smbta-toolのオリジナルバージョンはHolger Hetterichによって作成された。

オリジナルの Samba ソフトウェアと関連ユーティリティは、 Andrew Tridgellによって作成された。 現在 Samba は、Samba Team によって Linux カーネルの 開発と同様に、オープンソースプロジェクトとして 開発されている。

日本語訳

このマニュアルページは Samba 4.1.4 - 4.1.22 に対応する。

このドキュメントの Samba 3.6.0 - 4.1.22 対応の翻訳は

  • 太田俊哉 (ribbon@samba.gr.jp)

によって行なわれた。