Name

vfs_audit — 特定の Samba の VFS 操作をシステムログに記録する

Synopsis

vfs objects = audit

説明

このVFSモジュールは samba(7)システムの一部である。

vfs_audit VFS モジュールは、 syslog(3) を使用して、特定の クライアント操作をシステムログに記録する。

次のような Samba の VFS 操作が記録される

connect
disconnect
opendir
mkdir
rmdir
open
close
rename
unlink
chmod
fchmod
chmod_acl
fchmod_acl

このモジュールはスタック可能である。

オプション

audit:facility = FACILITY

指定した syslog(3) FACILITY でログを記録する。

audit:priority = PRIORITY

指定した syslog(3) PRIORITY でログを記録する。

使用例

すべての共有に対する操作を LOCAL1 ファシリティ、 NOTICE プライオリティでログに記録する。

        [global]
	vfs objects = audit
	audit:facility = LOCAL1
	audit:priority = NOTICE

バージョン

このマニュアルページは、バージョン 3.0.25 (訳注: 4.0?) の Sambaシステム用である。

著者

オリジナルの Samba ソフトウェアと関連するユーティリティは、Andrew Tridgell によって作成された。現在 Samba は Samba Team に よって、Linuxカーネルの開発と同様のオープンソースプロジェクト として開発が行なわれている。

日本語訳

このドキュメントは、Samba 3.0.25 - 4.1.14 に対応する。

このドキュメントの翻訳は

  • 平田祥司 (shouji@microft.co.jp)

  • たかはしもとのぶ (monyo@samba.gr.jp)

によって行なわれた。