名前

mvxattr — 再帰的に拡張属性の名前を変更する

書式

mvxattr {-s STRING, --from=STRING} {-d STRING, --to=STRING} [-l, --follow-symlinks] [-p, --print] [-v, --verbose] [-f, --force] {PATH [PATH ...]}

説明

このツールはsamba(1)システムの一部である。

mvxattr は、再帰的に拡張属性の名前を変える、単純なユーティリティである。

既定値では、すべてのシンボリックリンクは無視されるので、 対象にしたい場合は -l オプションを使う。

オプション

-s STRING, --from=STRING

変更元の拡張属性名

-d STRING, --to=STRING

変更先の拡張属性名

-l, --follow-symlinks

シンボリックリンクも対象にする。既定値では対象としない。

-p, --print

拡張属性が変更されたファイルを表示する。

-v, --verbose

チェック時にファイルを表示する。

-f, --force

強制的に変更先の拡張属性を上書きする。

バージョン

このマニュアルページは、Samba バージョン 4.14.5 用である。

著者

オリジナルの Samba ソフトウェアと関連ユーティリティは、Andrew Tridgell によって作成された。現在 Samba は、Samba Team によって Linux カーネルの開発と同様に、オープンソースプロジェクトとして開発されている。

mvxattr マニュアルページは Ralph Boehme によって作成された。

日本語訳

このマニュアルページは Samba 4.6.2 - 4.14.5 に対応する。

Samba 4.6.2 - 4.7.6 対応の翻訳は、太田俊哉 (ribbon@samba.gr.jp) によって行なわれた。