winexe — リモートでWindowsのコマンドを実行するツール Winexe
winexe
[-h] [-V] [-U [DOMAIN/]USERNAME[%PASSWORD]] [-A FILE] [-N] [-k] [-d DEBUGLEVEL] [--uninstall] [--reinstall] [--runas [DOMAIN/]USERNAME[%PASSWORD]] [--runas-file FILE] [--interactive [0|1]] [--ostype [0|1]]
コマンドラインオプションの要約を表示する。
プログラムのバージョン番号を表示する。
SMB のユーザー名、またはユーザー名とパスワードを指定する。
もしも %password を指定しないと、ユーザーにパスワードの入力を求める。
クライアントはまず初めにUSER
、LOGNAME
の順に
環境変数の存在を調べ、もしもどちらかが存在するならば、その文字列を大文字にする。
環境変数が存在しない場合、ユーザー名としてGUEST
が用いられる。
このほかに、平文のユーザー名とパスワードを記述した認証ファイルを使用する
オプションがある。このオプションは主にスクリプト向けに用意されており、認証情報を
コマンドラインや環境変数に含めたくない場合に有用である。このオプションを利用する
ときは、ファイルのパーミッションを確認し、ほかのユーザーから参照されないように
注意すること。詳細は-A
オプションを参照のこと。
パスワードをスクリプトに含める場合は注意すること。多くのシステムでは、実行
中のプロセスのコマンドラインはps
コマンドで参照することが
できてしまう。安全のため、必ず、rpcclient
を使用して、
パスワード入力を要求し、直接入力するようにしておくこと。
このオプションは、指定したファイルから、接続に使用する ユーザー名とパスワードを読み込むために使用する。ファイルの形式は次の通り:
username = <value> password = <value> domain = <value>
ファイルのパーミッションを確認し、ほかのユーザーから参照されない ように注意すること。
このオプションを指定すると、クライアントはユーザーへの パスワード入力要求をしなくなる。パスワードが必要ないサービスにアクセスする ときに有用である。
コマンドラインにパスワードが指定されておらず、このオプションも指定 されていないと、クライアントはパスワードを要求する。
もしも、パスワードがコマンドライン上で指定され、このオプションも 定義されていた場合、コマンドライン上のパスワードは無視され、パスワードは 使われない。
Kerberos による認証を試みる。アクティブディレクトリ環境でのみ有効である。
level
は0から10までの整数値である。
既定値の値は、パラメーターが設定されていなければ1である。
この値を大きくするほど、サーバーの動作に関するより詳細な情報が ログファイルに記録される。レベル 0 では、致命的なエラーと重大な警告 のみが記録される。レベル 1 は日々の運用に適しており、少量の稼働状況 に関する情報を生成する。
1 より上のレベルは大量のログが生成されるので、問題解決の時にのみ 使用すべきである。 3 より上のレベルは開発者だけが利用するように設計されて おり、莫大な量のログデータが生成される。そのほとんどは非常に謎めいた内容 となっている
このパラメーターの指定は、smb.conf
ファイル中の、
log level パラメーターの
指定よりも優先する事に注意。
リモート実行後に winexe サービスをアンインストールする。
リモート実行前に winexe サービスを再インストールする。
[DOMAIN/]USERNAME[%PASSWORD]]
指定されたユーザで実行する(注意:ネットワーク越しに平文でパスワードが送られる!)
FILE
ファイル中で定義されたユーザオプションで実行する。
[0|1]
デスクトップ操作。
2つのオプションがある:
0 - 無効
1 - 有効。有効の場合、--system スイッチも使う(Windows の要求)。Vistaはこのオプションをサポートしない。
[0|1|2]
インストールされるサービスのバージョン (32-bit 又は 64-bit) を指定する。
3つのオプションがある:
0 - 32-bit
1 - 64-bit
2 - winexe が決定