Name

vfs_unityed_media — 複数の Avid クライアントがネットワークドライブを共有出来るようにする。

Synopsis

vfs objects = unityed_media

説明

この VFS モジュールは samba(7)システムの一部である。

Unityed Media は Media Harmony VFS と関連するが、 Unityed Media と Media Harmony 間での主要な違いは、 unityed Media がメディアディレクトリの手動リフレッシュを必要としない ことである。Unityed Media は Unity、ISIS、 EditShare 又はその他特定 目的のソリューションが行うのと同じような方法で、メディアファイルを 扱う。あるいは、クライアントサイドのアプリケーションと選択したハード ウェアなしに。

このモジュールはスタック可能である。

設定

もしも Mac と Windows の Avid クライアントが同じフォルダに アクセスした場合、それらには、Windows 共有上では隠される 隠し Mac ファイル機能が使える、分離された共有定義が与えられるべきである。 例を参照のこと。

オプション

unityed_media:clientid = user | hostname | ip

クライアントに関連する何の識別子が、 ユーザ固有のパスを追加するかを制御する:

  • user (既定値) - username を使う。

  • hostname - hostname を使う。これは、常時汎用の文字列 ("workstation") を サーバに送るため、OS X クライアントでは動かないことに注意。

  • ip - クライアントの IP アドレスを使う。これは、未テストでうまく動かないことに注意。

unityed_media for Mac と Windows クライアントに対して unityed_media を有効にする:

        [avid_mac]
	path = /avid
	vfs objects = unityed_media
        [avid_win]
	path = /avid
	vfs objects = unityed_media
	veto files = /.DS_Store/._@/.Trash@/.Spotlight@/.hidden/.hotfiles@/.vol/
	delete veto files = yes

バージョン

このマニュアルページは Samba システム 4.2 用である。

著者

オリジナルの Samba ソフトウェアと関連するユーティリティは、Andrew Tridgell によって作成された。現在 Samba は Samba Team に よって、Linuxカーネルの開発と同様のオープンソースプロジェクト として開発が行なわれている。

日本語訳

このマニュアルページは Samba 4.3.0 - 4.4.13 に対応する。

このドキュメントの Samba 4.3.0 - 4.4.13 対応の翻訳は

  • 太田俊哉 (ribbon@samba.gr.jp)

によって行なわれた。