日本 Samba ユーザ会 (Samba Users Group Japan)
Samba 2.2とLinux (Kernel 2.4) によるWindowsネットワーク構築ガイド
(8) Windowsクライアントの設定
次に Windows95/98/NT クライアント側の設定について解説する。
基本的に何ら設定を変更することはないと思うが、もしうまく接続できない場合は以下を確認して欲しい。
- クライアントとして、「Microsoftネットワ−ク クライアント」を組み込む。
「Windowsファミリ」は組み込まないこと。
- 「優先的にログオンする」は「Microsoftネットワ−ク クライアント」とする。
「Windowsファミリログオン」や「Windowsログオン」にしないこと。
- プロトコルとして、TCP/IP以外を削除する。
特にNetBEUIはトラブルの元である。
図14にWindows2000の設定例をあげる。

図14.Windows 2000の設定
◎ワークグループ名の確認
Samba サーバの設定で新規にワークグループを構築した場合は、ワークグループ名をサーバで設定したものにあわせると良い。
(注1)
Samba サーバを既存のワークグループに参加させた場合は、クライアント側では何も設定する必要はない。
(注2)
実際には Samba サーバにアクセスするためには、必ずしもワークグループ名が同一である必要はない。
例えば WINS 等で名前解決が出来ていれば UNC名(\\サーバ名\共有名)を直接指定してアクセスしても構わない。
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