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日本 Samba ユーザ会 (Samba Users Group Japan)
Samba-JP News Release 20010707-1各位Samba 2.0.10日本語版リリース1.0のリリースについて
2001.7.07 日本Sambaユーザ会は、2001年7月7日、Samba 2.0.10日本語版リリース1.0を発 表しました。 追記.リリース後に、日本語機能のデグレードが発覚した為に、2001年8月20日にリリースされた、Samba 2.0.10日本語版リリース1.1へUpgradeしてご使用下さい。 (Samba 2.0.10日本語版リリース1.1のニュースリリース) SambaはUNIXマシンを、マイクロソフトWindows系OSのファイル、プリント・サー バとして機能させるためのCIFS/SMBサーバソフトウエアです。 Samba 2.0.10日本語版リリース1.0は、セキュリティ対策が施されたオリジナル のSamba 2.0.10をベースとして、Samba 2.0.7日本語版リリース1.0で実装された SWAT(SambaのWebによる管理ツール)の国際化や Samba 2.0.7日本語版リリース 2.2で実装されたWindowsの日本語機種依存文字のサポートを始めとする各種の改 善点を実装しています。更にその後見つかった多数のバグに対する修正も含んで います。 Samba 2.0.10日本語版はSamba 2.0.7日本語版リリース2.2以降およびSamba 2.0.10に対して基本的には上位互換性を保っています。 ただし、一部のバグ修正に関しては充分な確認が行われておりませんが、本リリー スでは、セキュリティホールの修正を優先するため、検証途中のままリリースを おこなっています。問題が発生した場合は、sugj-tech@samba.gr.jp メーリング リストに対してご報告頂けると幸いです。 なお、不完全な日本語対応が行なわれたSamba 2.0.5a日本語版や、リリース 2.2より前のSamba 2.0.7日本語版とは一部下位互換性のない部分があるため、利 用者は注意が必要です。移行を支援するため、文字コードを修正したり、変換す るツールを同梱しております。 Samba 2.0.10日本語版では、SWATの国際化機能を提供し、Windowsの日本語機種 依存文字等に関しても問題なく使用できるようになっています。加えて、全角ロ シア文字、ギリシア文字の大文字小文字の扱いなど、文字の扱いについて Windows NTと完全互換を達成しています。 その他、Samba 2.0.10日本語版では、日本Sambaユーザ会テクニカルメーリング リスト(sugj-tech)の成果として、オリジナル版と比較して、以下に示す機能向 上や、バグの修正を実現しています。修正内容の詳細は、同梱されている Changelog.ja (Changelog.en)ファイルをご参照ください。
さらに、日本Sambaユーザ会ドキュメントメーリングリストの成果として、 GPL2にて提供されており、オリジナル版にも含まれているO'Reilly社の書籍 「Using Samba」の完全な邦訳版が含まれています。 なお、今回のリリースに間に合わなかった幾つかのバグ修正につきましては、検 証が済み次第リリース1.1として早急にリリースする予定です。発表時期は 2001年7月末を予定しています。 また現在は、並行して日本語版で得た成果をオリジナルのSamba2.2.xに対して順 次還元していっております。 Linux, FreeBSD, Solaris, HP-UXほか、主要OSのバイナリパッケージについて は、近日中に整備提供される予定となっております。 ダウンロードについては、https://www.samba.gr.jp/にあるご案内に従って、お近くのミラーサイトからお願い致します。 本件に関する問合わせ何かお気付きの点などがありましたら、Samba-JP: Contact us ...をご参照の上、適切な連絡先へご連絡願います。 今後とも日本Sambaユーザ会の御支援をよろしくお願いいたします。 日本Sambaユーザ会Webページ https://www.samba.gr.jp/
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2024-01-16 22:53:33 JST 更新 |