日本 Samba ユーザ会 (Samba Users Group Japan)
Samba 2.2.9 日本語版リリース1.0の正式リリースについて
日本Sambaユーザ会は、2004年6月4日、UNIX/LinuxマシンをWindows互換のファイル/プリントサーバ
として機能させるCIFS/SMBサーバソフトウェア、Samba 2.2.9日本語版リリース1.0を正式リリースしました。
このリリースは 2.2.8a以降で不具合と認識された件の修正を含むもので、2.x 系利用者全てに対して
利用を推奨されるものとなっています。
本リリース版のソースファイルやパッケージのダウンロードについては、
https://www.samba.gr.jp/mirror.htmlを参照下さい。
なお、本リリースをもちまして、基本的に当ユーザ会によるSamba日本語版リリースは終了致します。
今後は、Samba 3.0 に対する改善の働きかけを支援していきます。
前バージョンとの差異
本バージョンは、以下の修正を行なっています。
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- オリジナルの Samba 2.2.9 で修正された問題の修正
- Microsoftによるパッチを適用した Windows クライアントでのパスワード変更での問題に対処を行っています。
この問題の詳細については、
https://www.samba.gr.jp/doc/new_release_2.2.9.htmlを参照ください。
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- 日本語版独自の修正
- オリジナル版 2.2.8a 以降に解決した問題の修正、日本語版において発生した問題の修正を行なっています。
詳しくは、同梱されている Changelog.ja (Changelog.en)ファイルや RELNOTE.ja ファイルをご参照ください。
また、現在判明している問題点については RELNOTE.ja およびWebページをご参照下さい。
Samba2.2.xについて
Samba2.2.xの機能の詳細につきましてはこちらをご覧ください。
Samba 日本語版では、Sambaの主要ドキュメントの日本語化をはじめ、オリジナル版にも含まれている
O'Reilly社の書籍「Using Samba」の完全な邦訳版をドキュメント中に記されている配布条件にしたがった形で
同梱しています。
Samba2.2.xの互換性について
Samba 2.2.9日本語版リリース1.0は、Samba 2.0.7日本語版リリース2.2以降/Samba 2.0.10/2.2.x
に対して完全な上位互換性を保っています。
一方、Samba 2.0.7日本語版リリース2.1以前とは一部下位互換性のない部分があります。
上記バージョンからの移行は、RELNOTE.ja を参照の上行なって下さい。
移行を支援するため、文字コードを修正したり、変換するツールとして smbchartool を同梱しております。
ただし、本バージョンではsmbchartoolが必要とするjcode.plを同梱しておりません。
利用に際しては examples/smbchartool/READMEを参照して、別途jcode.plをご用意ください。
バイナリパッケージの提供について
いくつかのOSパッケージについては、日本Sambaユーザ会にて公開予定となっております。
最新情報については Webページ をご参照ください。
ユーザ会は皆様の参加・協力によって成り立っております。
動作確認された方・御利用になられているプラットフォームでパッケージを作成された方は、
その旨日本Sambaユーザ会にご連絡・ご提供頂けますと幸いです。
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