idmap_tdb — SambaのWinbind用idmap_tdbバックエンド
idmap_tdb プラグインは winbindd が SID/uid/gid マッピングテーブル を保存するのに使われるデフォルトのバックエンドであり、"idmap" と "idmap alloc" API の両方を実装している。
バックエンドが権威を持つと規定されている、 uid と gid の利用可能な マッチング範囲を定義する。事実上同じバックエンドが SID/uid/gid マッピングのエントリを格納/呼び出しするため、通常その範囲は 割り当て範囲と同じになる。指定がない場合 Winbind はフェイル オーバーして、 smb.conf の "idmap uid" と "idmap gid" オプションを使用する。
winbindd からユーザーとグループに対して割り当てができる uid と gid の利用可能範囲を定義する。指定がない場合 Winbind はフェイル オーバーして、 smb.conf の "idmap uid" と "idmap gid" オプションを使用する。
以下の例は、idmap の設定として "idmap backend = tdb" を使うという、 3.0.25 以前のデフォルトと同等の設定である。
[global] idmap domains = ALLDOMAINS idmap config ALLDOMAINS:default = yes idmap config ALLDOMAINS:backend = tdb idmap config ALLDOMAINS:range = 10000 - 50000 idmap alloc backend = tdb idmap alloc config:range = 10000 - 50000