名前
mvxattr — 再帰的に拡張属性の名前を変更
書式
mvxattr
{-s STRING, --from=STRING} {-d STRING, --to=STRING} [-l, --follow-symlinks] [-p, --print] [-v, --verbose] [-f, --force] {PATH [PATH ...]}
説明
このツールはsamba(1)システムの一部である。
mvxattr は、再帰的に拡張属性の名前を変える、単純なユーティリティである。
既定値では、すべてのシンボリックリンクは無視されるので、
対象にしたい場合は -l
オプションを使う。
オプション
- -s STRING, --from=STRING
変更元の拡張属性名
- -d STRING, --to=STRING
変更先の拡張属性名
- -l, --follow-symlinks
シンボリックリンクも対象にする。既定値では対象としない。
- -p, --print
拡張属性が変更されたファイルを表示する。
- -v, --verbose
チェック時にファイルを表示する。
- -f, --force
強制的に変更先の拡張属性を上書きする。
バージョン
このマニュアルページは、Samba バージョン 4.20.4 用である。
著者
オリジナルの Samba ソフトウェアと関連ユーティリティは、Andrew
Tridgell によって作成された。現在 Samba は、Samba Team によって Linux
カーネルの開発と同様に、オープンソースプロジェクトとして開発されている。
mvxattr マニュアルページは Ralph Boehme によって作成された。
日本語訳
このマニュアルページは Samba 4.6.2 - 4.20.4 に対応する。
Samba 4.6.2 - 4.7.6 対応の翻訳は、太田俊哉 (ribbon@samba.gr.jp) によって行なわれた。