vfs_commit — 書き込み済データを特定の間隔でフラッシュ
vfs objects = commit
このVFSモジュールは、 samba(7)システムの一部である。
vfs_commit
VFS モジュールは、ファイルに書き込み済の
データ容量を計測し、指定されたデータ容量に到達する毎に、ディスクと
同期させる。
vfs_commit
が有用な状況として、以下の 2 つの状況がある。
一つは、非常に重要なデータがある場合で、 commit:dthresh に小さな値を
指定することで、
予期しない電源断に対して被害を最小にとどめることができる。
もう一つは、書き込み性能の向上で、ファイルのデータを一定間隔で早期に
フラッシュすることで、
パフォーマンスを向上することができる。
このモジュールはスタック可能である。
指定されたバイト数が書き込まれるたびにファイルを同期する
BYTES には、以下のサフィックスを指定してもよい。
K
- KByte単位で指定する
M
- MByte単位で指定する
G
- GByte単位で指定する
512KB (524288 バイト) のデータを書き込むたびに、ファイルを同期する
[precious]
path = /data/precious
vfs objects = commit
commit:dthresh = 512K