vfs_streams_xattr — 代替データストリームを POSIX の拡張属性に格納
vfs objects = streams_xattr
この VFS モジュールは samba(7) システムの一部である。
vfs_streams_xattr
により NTFS の代替データストリームをファイルシステムに格納することが可能となる。
一般的な POSIX ファイルシステムは複数のデータストリームをファイルに付与する機能をサポートしていないため、
streams_xattr モジュールは、このデータを POSIX の拡張属性 (xattrs) に格納する。
この属性の名称は、user.DosStream."代替データストリーム名" である。プレフィックス
"user.DosStream." は、モジュールオプション streams_xattr:prefix
で変更可能だが、これは、SMB 拡張属性インタフェース上で代替ストリームも公開する
ことに留意。
このモジュールを有効にして共有を行なうファイルシステムでは、拡張属性をサポートしている必要がある。
ほとんどのファイルシステムには、拡張属性のサイズに制約がある。 そのため、このモジュールは 、小さいゾーン情報のデータをストリームに格納する Internet Explorer のようなアプリケーションでは機能するが、 大量のデータを代替データストリームに格納するアプリケーションでは機能しないかもしれない。
xattr に代替データストリームを格納する時に使われるプレフィックス名
で、user.DosStream.
の既定値。これを変更すると、
SMB拡張属性インタフェース上の代替ストリームも公開することになる。
タイプ "$DATA" の代替ストリーム用のxattr名が、
データストリームタイプ文字列 ":$DATA" が後ろにつくかどうか。
既定値はyes
である。