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日本 Samba ユーザ会 (Samba Users Group Japan)

Samba 2.2 日本語版インストール

(3) configure

ソースディレクトリに移動し、configureコマンドを実行する。

cd samba-2.2*/source
./configure <オプション>

さて、問題はこのconfigureコマンドに渡すオプションである。
コンパイルがうまくいくかどうかはこのオプションの選択にかかっている。
何も付けなくてもコンパイルする事は可能だが、そうするとLinux固有の拡張機能が使えない。

オプションには以下がある。

  • --with-fhs
    格納パスをFHS(ファイル階層標準)に準拠にする。
    (デフォルトはなし)
    FHSはUNIX/Linuxでのディレクトリ階層のルールを決めた標準でLSB(Linux標準ベース)でも準拠するように定められている。Red Hat やTurbolinux,MIRACLE LINUXなどのディストリビューンは準拠しているので使用することが望ましい。
    このパラメータを初めとする格納場所を指定するパラメータを指定しないと、Sambaのファイルは /usr/local/samba 配下にすべて格納される。
    FHS準拠にするとプログラム類は /usr/binや/usr/sbin、manなどは /usr/share/man というように格納される。
  • --prefix=DIR 
    Sambaプログラムが格納される場所を指定
  •  --with-privatedir=DIR
    smbpasswd ファイルの格納先
    (デフォルトは$ac_default_prefix/private)
  • --with-lockdir=DIR
    ロックファイルの格納場所
    (デフォルトは$ac_default_prefix/var/locks)
  • --with-swatdir=DIR
    SWAT関連ファイルの格納場所
    (デフォルトは$ac_default_prefix/swat)
  • --with-configdir=DIR
    smb.confなどの格納場所
  • --with-codepagedir=DIR
    codepageファイルの格納場所
  • --enable-debug
    デバッグ情報出力をオンにする
    (デフォルトはなし)
  • --with-readline[=DIR]
    readlineライブラリが include/libs で参照するディレクトリ
    (デフォルトは自動判定)
  • --with-smbwrapper
    smbshコマンドを使用する場合は指定する。
    Linuxカーネル2.2/2.4では現在うまく動作しない。
    Linuxカーネル2.0なら指定してみると良い。
    (デフォルトはなし)
  • --with-afs
    AFS(Andrew File System)を使用する場合は指定する。
    Linuxではサポートされていない。
    (デフォルトはなし)
  • --with-dce-dfs
    DCE(分散コンピューティング環境)のDFS(分散ファイルシステム)を使用するときに指定する。
    これはMS-DFSとは互換性がないのでLinuxでは使用することはないだろう。
    (デフォルトはなし)
  • --with-krb4=base-dir
    Kerberos IV 認証を使用する場合、パスを指定する。
    現状使用するメリットはほとんどない。
    (デフォルトはなし)
  • --with-krb5=base-dir
    Kerberos 5 を使用する時、パスを指定する。
    Samba 3.0でWindows 2000/XPのKerberos 5認証がサポートされる予定であるが、現状Samba2.2で使用するメリットはほとんどない。(デフォルトはなし)
  • --with-automount
    自動マウント機能を使用する時に指定する。
    (デフォルトはなし)
  • --with-smbmount
    LinuxからWindowsのファイルシステムをマウントするSMBMOUNT機能を使用する時は指定する。
    この機能は、Linuxでしか使用できない。また、Linuxカーネルのバージョンに依存する機能なので、コンパイルがエラーになる場合がある。
    (デフォルトはなし)
  • --with-pam
    PAM(プラグマブル認証モジュール)を使用する場合に指定する。通常のLinuxでは必須である。
    (デフォルトはなし)
    このオプションをつけてコンパイルするには、RedHat系ではpam-develパッケージが必要であるため、SRPM(ソース・パッケージ)ではBuildRequiresで指定しているのだが、Turbolinuxではこのパッケージが存在しないためSRPMの再構築がうまくいかない。
    独自のSPECを作成する必要がある。
  • --with-pam_smbpass
    PAMを使ったsmbpasswdファイルの認証を使用する場合に指定する。(デフォルトはなし)
    このパラメータを指定する場合は、--with-pam も必要である。
  • --with-tdbsam
    SAM(セキュリティ アカウント マネージャ:ユーザ情報やパスワードを管理するもの)としてTDBを使用する場合に指定する。(デフォルトはなし)
  • --with-ldapsam
    SAMとしてLDAPを使用する場合に指定する。
    (デフォルトはなし)
  • --with-nisplussam
    SAMとしてNISPLUSを使用する場合に指定する。
    (デフォルトはなし)
  • --with-nisplus-home
    NISPLUS_HOME機能を使用する時に指定する。
    (デフォルトはなし)
  • --with-ssl
    SSL(セキュア・ソケット・レイヤー)を使ってSamba(とWindowsクライアント)の通信を暗号化する場合に指定する。
    VPN(仮想プライベートネットワーク)が普及した昨今使用するメリットはあまりないだろう。
    (デフォルトはなし)
  • --with-sslinc=DIR
    SSLライブラリのINCLUDEディレクトリを指定する。
    (デフォルトは、/usr/local/ssl/include)
  • --with-ssllib=DIR
    SSLライブラリのLIBディレクトリを指定する。
    (デフォルトは、/usr/local/ssl/lib)
  • --with-syslog
    SambaのログをSYSLOGに出力する場合に指定する。
    (デフォルトはなし)
  • --with-profiling-data
    性能分析のためのプロファイル機能を有効にする。
    (デフォルトはなし)
  • --with-quotas
    QUOTA(ユーザ/グループ毎のディレクトリ使用量制限)機能を使用する場合に指定する。
    これを指定するとディスクの空き容量が実際のものではなく、ユーザ/グループの残りの制限値になる。(デフォルトはなし)
  • --with-utmp
    ログオン時間などの課金を採取するutmp accountingを有効にする場合に指定する。(デフォルトはなし)
  • --with-msdfs
    複数のSambaマシンを 1台の仮想サーバに見せるMS Dfs(マイクロソフト分散ファイルシステム)を使用する場合に指定する。
    (デフォルトはなし)
  • --with-vfs
    VFS(仮想ファイルシステム)を有効にする場合に指定する。
    (デフォルトはなし)
  • --with-libsmbclient
    共有ライブラリのlibsmbclientを作成する場合に指定する。
    (デフォルトはなし)
  • --with-i18n-swat
    国際化版(日本語版)SWATを使用する場合に指定する。
    (デフォルトはなし)
  • --with-swat-def-lang=LANG
    言語切り替えのないWeb古いブラウザのためにSWATのデフォルト言語を指定する。(デフォルトはなし)
    Turbolinux 7.0 Server のWebmin などでSWATが日本語表示されない場合、jaを指定してコンパイルすると良いだろう。
  • --with-spinlocks
    fcntl関数によるロックの変わりにスピン・ロックを使用する場合に指定する。
    (デフォルトはなし)
  • --with-acl-support
    ACL(アクセス・コントロール・リスト)機能を有効にする場合に指定。
    カーネルやファイルシステムがACLをサポートしているときに有効になる。
    (デフォルトはなし)
  • --with-winbind
    Winbind機能を構築する時に指定。現在Linuxでしか使用できない。
    (デフォルトはなし)
  • --disable-nls
    NLS(国際化機能)を無効にする場合に指定する。
  • --with-included-gettext
    GNU gettext ライブラリを持たない環境において、ライブラリをSamba組み込みにする。
    LinuxではSambaに組み込まずにOS(glibc)のものを使用する。
    (デフォルトはなし)

以上がオプションだが、ふつうの方にはどのオプションを指定すればいいか判断が付きにくいと思うので、以下に例を示す。
コンパイルがうまく行かない場合はオプションを削除してみて欲しい。

# ./configure \
--prefix=/usr \
--localstatedir=/var \
--with-lockdir=/var/lock/samba \
--libdir=/etc/samba \
--with-configdir=/etc/samba \
--with-privatedir=/etc/samba \
--with-codepagedir=/usr/share/samba/codepages \
--with-fhs \
--with-sambabook=/usr/share/swat/using_samba \
--with-swatdir=/usr/share/swat \
--with-quotas \
--with-smbmount \
--with-automount \
--with-pam \
--with-pam_smbpass \
--with-syslog \
--with-utmp \
--with-msdfs \
--with-acl-support \
--with-winbind \
--with-mmap \
--without-smbwrapper \
--with-vfs \
--with-i18n-swat


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2011-12-19 01:17:50 JST 更新