![]() |
[ News | Documentation | Knowledge Base | Project | Event | Users Group | Mailing List ] |
Samba 日本語版を自分でインストールされた方や、新しいプラットフォームに移植される方のために、Samba 日本語版のインストール方法と、Samba 日本語版の各機能が正常に動作しているかどうかを確認する方法を、各機能毎に解説します。なお、Samba 日本語版の各機能の概説につきましては、Samba 日本語版トップページをご参照下さい。
また、Samba オリジナルと同等の設定については、特に記述しておりません。
Samba 日本語版では、以下の configure オプションが追加されています。
SWAT の国際化機能を利用するためには configure オプションの追加が必須ですので、注意してください。
# ./configure --with-i18n-swat --with-included-gettextでの configure をお勧めします。
# ./configure --with-i18n-swatだけでも良いでしょう。また、SWAT を利用しない場合は、単に
# ./configureだけでも構いません。この場合、Samba 日本語版の機種依存文字や外字への対応機能だけが有効になります。
SWAT の国際化機能は、大きく HTML 切り替え機能と、メッセージカタログ機能とに大別できます。以下各々の機能毎に確認方法を解説します。
まず、テストに利用するWebブラウザの言語設定を確認してください。確認方法の詳細は XXXXXXXXXX をご覧下さい。ここでは日本語を優先する言語に設定した場合を例にとって解説します。
なお現在のSWATでは、q=パラメータはサポートしておりませんので注意してください。
次に SWAT を動作させるための設定を行った上で、通常と同様に Web ブラウザから接続してください。認証が正しく行われると、図xxのようにブラウザで設定した言語の画面が表示されるはずです。
続いてブラウザの言語設定で他の言語を優先にしてみましょう。ここでは英語を優先させた場合を例にとって説明します。キャッシュされたファイルも強制的に再読み込みする必要があるので、Netscape Navigator や Internet Explorer ではシフトキーを押しながらWebブラウザの「再読み込み」ボタンを押して画面を再表示してください、図のように SWAT の表示言語が変更されるはずです。
以上がうまく動作していれば HTML ページ切り替え機能は正常に動作しています。
HTML ページ切り替え機能は開発中も不具合は発生せずに、非常に安定して動作しています。うまく動作していない場合は以下を確認してみてください。
メッセージカタログ機能は、プラットフォームやコンパイルオプションによってはうまく動作しない可能性があります。オプションを変更してコンパイルを行った際には、再確認を行うことを推奨します。
HTMLページ切り替え機能の確認に引き続き、例えば「」アイコンをクリックしてください。図のように各パラメータの説明が日本語化された画面が現れれば、HTML ページ切り替え機能はうまく動作しています。
図xxxxのように、アイコンが日本語化されているにも関わらず、ページ中の説明が英語のままだという場合は、HTMLページ切り替え機能のみが動作しており、メッセージカタログ機能はうまく動作していません。
./configure --with-i18n-swat --with-included-gettextオプションで configure を行ったことを確認してください。 Samba 日本語版は基本的に上記のオプションでのみ動作を確認しています。