[an error occurred while processing this directive]
Contents
Sambaとは?
Samba日本語版
ドキュメント
技術情報
紹介&リンク
Community
プロジェクト
メーリングリスト
イベント
ユーザー会
etc...
お問合せ
ご支援・ご協力
日本 Samba ユーザ会 (Samba Users Group Japan)

Samba 2.2.6リリース

2002.10.16
日本Sambaユーザ会

日本Sambaユーザ会は Samba Team より、以下のように Samba 2.2.6 がリリースされたことをご案内致します。
(注意.日本語版ではありません)

ダウンロードは、

から行うことができます。

以下は、リリースのアナウンスの翻訳になります。オリジナルは、 The Samba Team are pleased to announce Samba 2.2.6 をご参照下さい。


Samba Team は、Samba 2.2.6 のリリースを発表することを誇りに思います。

これはSamba の安定版リリースの最新のものになります。このバーションは、 現在のバグに対応するため、業務に利用しているすべての Samba サーバにおいて運用すべきバージョンです。

ソースコード(samba-2.2.6.tar.gz および samba-2.2.6.tar.bz2)は、 以下からダウンロードすることが可能です:

どちらのアーカイブも Samba 配布キー(http://web/samba/ftp/samba-pubkey.asc)により署名が行われています。

メジャーなプラットフォーム向けのバイナリパッケージが近日中にリリースされ、 以下より得られます。

リリースノートは以下を参照してください。

従来通り、すべてのバグは、我々に責任があります。

--Enjoy
Samba Team


Samba 2.2.6 の新機能 - 2002年10月16日

これはSamba の安定版リリースの最新のものになります。このバーションは、 現在のバグに対応するため、業務に利用しているすべての Samba サーバにおいて運用すべきバージョンです。

以下に示すような、いくつかの修正と内部的な改善が行なわれました:

  • Windows 2000 クライアントに影響を与える MS-RPC printing の発行の修正
  • SWAT の新しい smb.conf の生成のサポート
  • いくつかの内部的なパフォーマンスの改善(--with-sendfile を参照。 また、リリースノート内にある smb.conf(5) パラメータの改修。)
  • いくつかのファイルロックのバグとステータスコードの戻り値の修正

新しいパラメータ

新しいパラメータに関する完全な説明は smb.conf(5) のマニュアルページを参照のこと。

  • profile acls (S)  Windows XP SP1 の移動ユーザプロファイルを改善
訳注: 以下の2つのパラメータも追加されている。
  • use sendfile (S)    sendfile システムコールの利用によるパフォーマンスの改善
  • name cache timeout   NetBIOS 名の内部キャッシュの有効期限

削除されたパラメータ

  • max packet (G)
  • packet size (G)

変更されたパラメータ

  • max xmit (G)  値の変更
  • large readwrite (G)  値の変更

新しい ./configure オプション

  • --with-sendfile  実験的な sendfile 機能を有効にする (訳注: 正しくは --with-sendfile-support である)
  • --with-winbind-ldap-hack  Windows 2000 ネイティブモードのドメインのための winbind_ldap_hack() 機能を有効にする

2.2.5 からの変更点

詳細は SAMBA_2_2 の cvs ログを参照のこと。

  1. 定数パラメータの使用によるいくつかのコンパイラの警告メッセージの修正
  2. 誤った場所での EINTR によるメインの smbd プロセスの修正
  3. 受け取った文字列の代入字の、長さの正当性チェックの修正
  4. nmb ヘッダの17ビットの length フィールドの修正
  5. 可用性のない関数のインライン宣言の削除
  6. パス名の smb.conf 変数の読み込みパフォーマンスの改善
  7. LPRng lpq 出力の構文解析部の修正
  8. プリンタのプロパティを見ることを失敗させていた、PRINTER_INFO_2 構造体の構文解析を修正
  9. Windows NT クライアントのローカルプリンタフォルダの表示更新で無限ループを 引き起こしていたプリンタの変更通知を修正
  10. oplock break 状態での trans2 と nttrans メッセージの処理を許可。これにより Win2k クライアントの oplock break 要求の問題が修正される。
  11. プリンタ fsp の setfileinfo でクラッシュしないようにした
  12. Valgrind によるメモリの修正
  13. tdb の偽のエラーメッセージがでないように更新
  14. 'make smbd processes' と 'status = no' チェックの馬鹿げたロジックバグの修正
  15. pam_smbpass と --with-ldap のコンパイル時の修正
  16. Solaris ホスト上でのsmbwrapperのコンパイル時の問題を修正
  17. winbind_pam_auth_crap()コードを有効にすための検査中のエラーと --with-winbind-auth-challenge 中のフォーマットする時の誤字を修正
  18. ldap_start_tls()のための検査の修正
  19. 現在の実行gidを含めることができるgetgroups()に伴う問題の修正
  20. クライアントによって指定された削除しようとしたアーキテクチャのみになるように DeletePrinterDriver() spoolss RPC における間違った解釈の訂正
  21. ディレクトリオープン時の一時的な属性を認めないように変更
  22. 2.2ブランチへ VxFS quota を再度入れる
  23. SWATに基本的な"Wizard" 機能を追加
  24. NTcreate&X 呼び出し中の 初期 "割当サイズ" を修正
  25. fid "nametoolong" のオープンの修正
  26. 非SMBパケットを受信した時にサーバを終了する。パケットを処理する前に 少なくともsmb_sizeバイトを持つことを確実にする。
  27. Solaris上でのコンパイル問題を修正するために、inet_addr()と共に inet-atonを置き換えた。
  28. OpenLDAP 2.1.x によって実装されたデータモデルを承諾するために、 --with-ldapsam によって新しいアカウントを追加する時に、"account" オブジェクトクラスを含める。
  29. POSIX適合性のためのたくさんの修正。
  30. EnumPrinterDataEx() 中のalaingmentとオフセットバグの修正
  31. print serverハンドル(printerハンドルではない)を使うフォームを変更する時 のアクセス検査の修正
  32. EnumPrinterDataEx()中の data_len == 0 のケースのためのアカウント
  33. lockコードのブロッキング中のロジックエラーの修正
  34. いろいろな、クライアントへの戻り値の不正を修正
  35. mkdir操作のために、RESOLVE_DFSPATHを追加
  36. ASCIIの短い名前を戻す前にshortnameバッファをクリヤすることによって Win2kのlongstandingバグを修正
  37. security=domain中での操作時に信頼できるアカウントのパスワードを明示的に 変更するためのsmbpasswdの -t オプションを追加(訳注: 日本語版に従来から 存在していた -t オプションは -T に置き換えられた)
  38. 既定値の設定になっているすべてのパラメータ値を除いた、印刷のための、 testparm の -x オプションがインストールされた。
  39. SWAT中で、共有/プリンタ画面を修正し、そのため、初期エントリ上では、 基本的なオプションのみが提示される。
  40. Makefile.in中に 1125とKOI8-Uコードページリストを追加。
  41. 共有ライブラリをコンパイルするために使うフラグを決定するときに、*openbsd* と *freebsd* のために別れた構成時の検査が含まれるようになった。
  42. エラー修正上で、UNLOCKフリーリスト中にマージ
  43. もしも、systemまたはhiddenをマッピングする時に、SYSTEM または HIDDEN 属性を間違ってマッチングしたファイルのオープンを失敗するように直した
  44. ファイルの縮小を伴う読み出し専用のオープンが終わったときのstat mode openのバグを修正
  45. 呼び出し側の関数中で cli構造体が割り当てを解除された時に発見されたクラッシュバグを修正
  46. UNIXの fifoの非ブロッキングオープンを確実にした
  47. DeletePrinterDriver()を修正した(最後だと期待したい..)
  48. %L の置き換えにおいて文字列全体でなく、小文字の global_myname のみに限定
  49. マージされた Steve Frenchの OS/2 EA リターンエラーが外された
  50. SambaとWindows 2000上での smbclient //server/share が / をリスティングするレスポンスが異なることを直す、 Steve Frenchからのパッチを組み込み
  51. ドメインに参加するとき encrypt passwords=yes と security=domain が smb.conf にない時に、エラーを表示して終了するようにした。
  52. 古い dir表示とともに、"要求された" 属性のための Steve Frenchの最後の修正を追加
  53. rpc バージョンの query_user()によって返される WINBIND_USERINFO構造体中の user_rid値を初期化
  54. ブロック拒否メッセージを自動的にブロッキングキューに入れる前に ロックが失敗することを確実にした
  55. 試験的な、--with-sendfile コードを追加
  56. 印刷関連コードの桁揃えの修正(EADブランチより)
  57. HEADブランチからの、トークン中のその他のsidのための修正をマージ
  58. winbind の(より進んだ)現在の動作状態をAPPLIANCE_HEAD ブランチよりマージ
  59. smbclient / win98 の off-by-oneバグ(訳注:バッファなどが残り1バイト足りないバグ)を修正
  60. 迂回しようとしても、メッセージデータベースの排他ロックを保持するようにした。
  61. Windows 2000 のネイティブモードのドメインのメンバの時、 SAMシーケンス番号を検索するためのLDAP hackを追加
  62. もはや秘密のエントリをロックしないという、マシンのアカウントパスワードを 変更するときのまれな条件を修正
  63. ドメイン名で '@' を有効な文字として認める
  64. cupsを使った時、スプールディレクトリからジョブを取り除く
  65. --enable-ldapsam のために -lresolv を取り除いた
  66. winbindd中でネイティブなキャッシングの使い方の修正とメモリリークの修正
  67. 知られている、APPLIANCE_HEAD のよい状態と共にspoolss解析コードを更新
  68. プリンタのセキュリティ検査が反転したのを削除
  69. Windowsは管理者(admin user)によってオープンされたハンドル上でプリンタを 削除することを認め、アノニマスユーザによって、作成されたパイプハンドルを 使う。これを実現...
  70. tdb のキーにおいて、1つもデータがアタッチされていないのとエントリが1つもないのとを 明確に違えるようにした。
  71. ユニキャストのサブネットにける 1C(訳注:ドメインコントローラを表わす)の名前の登録を確実にした。
  72. ディレクトリで再帰的に ACL の設定を引き継ぐ問題を修正。
  73. 読み取り専用の共有における ACL の設定を防止。
  74. キュー内で MAX_PRINT_JOBS を超えないことを確実にした。
  75. tdb_lock_bystring() にタイムアウトを付加した。
  76. bind 要求時に FIRST+LAST フラグをセットするのを確実にした。
  77. smbcacls と smbpasswd のヘルプメッセージにバージョン情報を付加した。
  78. 書き込みキャッシュのコードのバグ修正。
  79. すべてのパラメータにおいて論理値のデフォルトで表示される値を同じにした。
  80. --with-ldapsam をつけてコンパイルしたときの LDAP 接続を、v3 をデフォルトにした。
  81. smbspool のメモリリークを修正
  82. Win9x クライアントで 8.3 でない深いパスでバッチファイルが実行できない原因 であったファイル名の mangle コードのバグを修正。
  83. winbindd_getgrent() の無限ループバグを修正。
  84. 64-bit システムでのクラッシュバグを修正(HEADからのマージ)。
  85. LanMan/NT パスワード設定のときの拡張文字のバグを修正。
  86. NT4 クライアントのパフォーマンスバグ改善のため SMB 読み込みサイズを Windows 2000 ファイルサーバとあわせた。


過去のリリースノート


ミラーサイト: [ WWW: master ] [ FTP: ring | kddilabs | plathome | mex | master ]

Copyright © 1999-2024 日本 Samba ユーザー会 (Samba-JP)
2024-01-16 22:54:10 JST 更新